今回は、具体的な寝返りの方法についてお話しします。
通常は、寝ていますので無意識に顎を引いて⇒頭⇒肩⇒骨盤⇒下肢の順に回転して向きを変えています。ところが、病気により片側が麻痺していたり、腰が動かせない頭を動かせないなど、様々な状況で上手くできなくなります。ここでは一般的な身体の動かし方をお話しいたします。
①寝返りをしたい方向の脚を反対の脚の膝裏にふくらはぎの下から上に滑りこませます。
⓶顔を寝返りしたい方向と逆の斜め上を見ます
③片方で一方の手を持ち両手を斜め上に上げます。
④顎を引き頭を浮かせながら顔を寝返りしたい方向の斜め下を見ます。
⑤持ち上げていた手を寝返りを打つ方向に斜め下に引きます。
⑥肩を回転させて上半身を回します。
⑦骨盤を回転させ下半身を回します。
⑧最後に顔を上げ全身を伸ばすように足を回します。
痛みがあったり、難しい時には少しずつ行ってください。